目次
主な特長
使用前の準備
GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する
基本操作
演奏する
音色を作る
アルペジエーター
全体に関する機能を設定する
スタンダードMIDIファイルを再生する
MIDIインプリメンテーション
ファイルフォーマット
変更履歴
トラブルシューティング †
USBキーボードをつないでも音が出ない †
- 使用している機器はUSB 2.0 Full Speedに対応していますか?
- まれに、USB 2.0 High Speed(480Mbps)専用のMIDI機器があります。Full Speedの機器のみ対応しています。
- USBハブが内蔵されていませんか?
- KORG microKey(初期型)などのUSBハブを内蔵したキーボードには未対応です。
- Volumeが0になっていませんか?
- MIDIチャンネル設定の「Volume」や「Expression」の設定値を確認してください。0になっていたり、小さな値になっている場合、発音されません。
- 装着しているモジュールと違う音色タイプの音色を選択していませんか?
- Channel Settingで選択している音色名が赤文字で表示される場合、装着しているモジュールでは発音できません。
- 音色のTLが大きい値になっていませんか?
- 音色のキャリアのTL(Total Level)の値を確認してください。大きな値になっている場合は、発音されないか、小さな音量になります。
- 音色のARが0になっていませんか?
- 音色のARの値が0または小さな値になっている場合、そのオペレーターは発音されません。1以上の値を設定してみてください。
- 存在しないモジュール番号が指定されていませんか?
- MIDIチャンネル設定の「Device Select」の設定値を確認してください。存在しないモジュール番号に設定されている場合、発音されません。
起動に時間が掛かる †
- 使用するSDカードのread/write性能が低い場合、起動に時間が掛かる場合があります。
- SPCモジュール、OPNAモジュールでADPCMを使用している場合、サンプルデータ読み込みに時間が掛かります。
スタンダードMIDIファイルの演奏が外部MIDI機器に出力されない †
Settingsメニューの、「General」ページの、「First Output Port on MIDI File」の設定値を確認してください。設定値が「Internal」の場合、G.I.M.I.Cのモジュール音源を鳴らします。また、「USBMIDI Output Port Range」の設定も確認してください。ほとんどのUSBMIDIインターフェースでは「1-14」の設定を必要とします。
音程が不安定、またはチューニングが合わない †
平均律以外の音律が選ばれていないか、MIDIチャンネル設定の「Micro Tuning」を確認してください。また、音源ハードウェアの特性上、FM音源では1から3セント程度の誤差があり、SSG音源では高いピッチであればあるほど誤差が大きくなります。
エラー表示の後、再起動する †
エラーIDは以下の通りです。
エラーID | 内容 |
0 | 処理に必要なメモリが確保出来ません。 |
1 | モジュールの検証に失敗しました。 |
2 | SDカードが挿入されていません。 |
3 | 違うメディアが挿入されています。 |
4 | ファイルを開けません。 |
5 | ファイルを作成出来ません。 |
6 | ファイルに書き込めません。 |
7 | ファイルを読み込めません。 |
8 | フォルダを作成できません。 |
LFOを多くのパートで使用した場合に動作が重くなる †
ソフトウェアLFOやエンベロープを使用する音色を多数同時に発音した場合、操作が重くなる場合があります。その場合は、使用するパートを減らすか、ハードウェアLFOで代用ができないか、検討してみてください。
保存とエクスポートができない †
ライセンス未認証状態では、音色の保存とエクスポートができません。また、新しいバージョンのFWで作成したパッチを読み込んでいる場合にも保存不可になります。