#author("2022-11-06T21:49:25+09:00","default:gstaff","gstaff") #author("2024-08-31T17:49:19+09:00","default:gstaff","gstaff") &size(18){''目次''}; ---- #contents ---- [[使用前の準備>MIDI機能/使用前の準備]]~ [[GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する>MIDI機能/GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する]]~ [[基本操作>MIDI機能/基本操作]]~ [[演奏する>MIDI機能/演奏する]]~ [[音色を作る>MIDI機能/音色を作る]]~ [[アルペジエーター>MIDI機能/アルペジエーター]]~ [[全体に関する機能を設定する>MIDI機能/全体に関する機能を設定する]]~ [[スタンダードMIDIファイルを再生する>MIDI機能/スタンダードMIDIファイルを再生する]]~ [[MIDIインプリメンテーション>MIDI機能/MIDIインプリメンテーション]]~ [[ファイルフォーマット>MIDI機能/ファイルフォーマット]]~ [[トラブルシューティング>MIDI機能/トラブルシューティング]]~ [[変更履歴>MIDI機能/変更履歴]] *概要 [#i486a502] *概要 [#w148edc0] **マニュアルについて [#xdcd8148] **マニュアルについて [#le85f114] G.I.M.I.CをMIDI機器として利用する場合の仕様について解説します。MIDIおよび、モジュールに搭載の音源チップ(OPM,OPN,OPL3等)に関する一般的な事項については割愛する場合がありますので、ご了承ください。 このマニュアルは、G.I.M.I.Cをシンセサイザーとして使用、操作のために必要なすべての情報を記載しています。通常版FWの使用方法や安全に使用するための情報は、wiki内の他のページをご覧ください。本マニュアルは、MIDIそのものについてや、各モジュールの音源チップやFM音源そのものについてのすべてを説明するものではありません。音源チップの仕様、音色作成のノウハウについては、すでに多くの研究がされており、これまでに数多の楽曲やツールが作られ、さまざまなテクニックが生み出されてきました。G.I.M.I.CのMIDI機能は、それらの流れを汲むものでもありますが、一方で、現代の機材との親和性や使う楽しさも大事にしています。また、本書は生産が終了となったG.I.M.I.Cの仕様をアーカイブする目的もあります。今後G.I.M.I.Cが生産されることはもうありませんが、幸運にもお持ちの方は、このマニュアルをよくお読みの上、末長くご活用ください。 **機能の概要 [#lcb9ebcc] **機能の概要 [#g5570df0] - 専用液晶ユニットあるいはgimicDispソフトウェアに対応 - PCのOS標準ドライバでUSB-MIDI機器として利用可能 - MIDI-IN/OUTコネクタを持ったMIDI機器、USB-Bコネクタを持ったキーボード等が利用可能(MB2 Professional、MB1のみ) - PC環境を選ばないスタンドアロン動作で音色の作成、編集が可能 - ピッチベンド、ボリューム、エクスプレッションなどの標準的なMIDIメッセージに対応 - ハードウェア音源ならではの低レイテンシー発音 - 16のMIDIch毎に別々の音色の割り当てが可能 - 液晶ユニットを使用することでPC無しで使えます - PC向け専用ソフトウェアにより液晶が無くても動作可能 - OSの標準ドライバでUSB-MIDIが使えます - MIDI-IN/OUT搭載(MB2 Professional、MB1のみ) - USBホスト機能(USB-A)搭載 - すべてのモジュールで音色の作成、編集が可能 - ハードウェア音源ならではの低遅延発音 - 16chマルチティンバー対応 - モノモードとポリフォニック音色の同時利用が可能 - モノモードでは物理発音chを指定した発音も可能 - OPL3の2op、4op、擬似4op、リズム音色の発音数を発音状況に応じて自動的に変更可能 - LFO×2、EG×2、キースケールレベルは全ての音色タイプで使える共通仕様 - LFO×2、EG×2、キースケールレベルはすべての音色タイプで使える共通仕様 - FM音色ではオペレーター毎に128段階のベロシティ感度を設定可能 - 最大8レイヤー/スプリット可能な複合音色を作成可能 - カスタマイズ可能なOPL3リズム音色 - 全ノートナンバー個別に設定可能なマイクロチューニング機能 - ランダム音色生成機能 - プリセット音色内蔵 - 各種形式の音色ファイルの読み込み(ff,ffopm,etc...) - アルペジエーター機能 - Scala形式(scl)のマイクロチューニング読み込み - MPE(MIDI POLYPHONIC EXPRESSION)に対応 - Scala形式(scl)のマイクロチューニング読み込み - 主要な音色フォーマットからのインポートに対応 -- シンセ系syx: DX21(VCED), FB-01, TX81Z(ACED) -- PC98系: ff, FMP(opi,ovi,ozi), PMD(m,m2) -- OPM系: mdx, fxb(VOPM), ffopm -- OPL3: wopl, opli, opl, ad -- SPC: C700inst **マザーボードによる機能比較 [#ia70534f] **マザーボード毎の機能比較 [#m2c373d1] マザーボード種別による仕様の違いのため、それぞれで利用できる機能が異なります。 マザーボードの種別毎に仕様に違いがあるため、それぞれで利用できる機能が異なります。 ||MB2 Pro|MB2 Std|MB2 Lite|MB1|h |機能|MB2 Pro|MB2 Std|MB2 Lite|MB1|h |PCをUSB-Bポートに接続|○|○|○|○| |MIDI-INポートに外部MIDI機器を接続|○|x|x|○| |MIDI-OUTポートに外部MIDI機器を接続|○|x|x|x| |USB-Aポートに外部USBMIDI機器の接続|○|x|x|○| |MIDI-INからの入力|○|x|x|○| |MIDI-OUTへの出力|○|x|x|x| |USB-A接続の外部USBMIDI機器のホスト|○|x|x|○| |ロード可能なPatch数|256|256|128|128| |ロード可能なEnsemble数|128|128|32|32| |内蔵YM288とモジュールの同時利用|x|x|○|x| |内蔵YMF288とモジュールの同時利用|x|x|○|x| **Trial Modeの機能制限 [#ifd0926d] **TrialModeの機能制限 [#ncebab59] ライセンス未認証状態の場合、以下の機能制限があります。 #ref(trial_mode.png) - Patch、Ensembleの編集内容の保存 - 画面右上に「Trial Mode」が表示される ライセンス未認証状態の場合、次の機能制限があります。 #ref(trial_mode.png) - Patch、Enasembleの編集内容の保存 - 画面右上に[Trial Mode]が表示される 機能制限を解除する為にイベント、または[[BOOTH>BOOTH]]にてドングルをお求め下さい。~