#author("2022-04-07T21:10:19+09:00;1970-01-01T18:00:00+09:00","default:gstaff","gstaff") #author("2024-08-31T18:04:32+09:00","default:gstaff","gstaff") [[主な特長>MIDI機能/主な特長]]~ [[使用前の準備>MIDI機能/使用前の準備]]~ [[GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する>MIDI機能/GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する]]~ [[基本操作>MIDI機能/基本操作]]~ [[演奏する>MIDI機能/演奏する]]~ ---- -[[音色を作る>MIDI機能/音色を作る]] #contents ---- [[アルペジエーター>MIDI機能/アルペジエーター]]~ [[全体に関する機能を設定する>MIDI機能/全体に関する機能を設定する]]~ [[スタンダードMIDIファイルを再生する>MIDI機能/スタンダードMIDIファイルを再生する]]~ [[MIDIインプリメンテーション>MIDI機能/MIDIインプリメンテーション]]~ [[トラブルシューティング>MIDI機能/トラブルシューティング]]~ [[変更履歴>MIDI機能/変更履歴]] *OPNエディタ [#b1f951e0] *OPNエディタ [#q2ad5139] #ref(patch_editor.png) G.I.M.I.CのOPNAモジュール、OPN3Lモジュール、OPL/M/Nモジュールは、いずれもFM音源部分は同等の仕様です。OPNAはPC-9801-86ボードの音源としてよく知られており、他のOPN系音源とは異なり、ADPCM機能を持っていますので、サンプリング音を発音できます。OPN3Lもまた、PC9801シリーズなどで利用されてきました。こちらにはADPCMの機能はありませんが、OPNAでは利用不可能だったデジタル出力基板(GMC-OPT04)を利用する事で、SSG音源も含めてデジタルで出力することが出来ます。OPL/M/Nモジュールに搭載されているYMF297も同様です。発音chの数は6つですが、そのうちの1音だけ、効果音モードと呼ばれる音色タイプを選択する事ができます。効果音モードの音色は、4つのオペレーターの周波数を自由に設定する事ができるため、複雑なスペクトルを持った音色を作成できます。 G.I.M.I.CのOPNAモジュール、OPN3Lモジュール、OPL/M/Nモジュールは、いずれもFM音源部分は同等の仕様です。OPNAはPC-9801-86ボードの音源としてよく知られており、他のOPN系音源には無いADPCM機能を持っていますので、サンプリング音を発音できます。OPN3Lもまた、PC9801シリーズなどで利用されてきました。OPN3LにはADPCMの機能はありませんが、デジタル出力が可能で、G.I.M.I.Cでも専用ユニット(GMC-OPT04)を利用することで、SSG音源も含めてデジタル出力できます。OPL/M/Nモジュールに搭載されているYMF297も同様です。発音chの数は6つですが、そのうちの1音だけ、効果音モードと呼ばれる音色タイプを選択できます。効果音モードの音色は、4つのオペレーターの周波数を非整数倍に設定できるため、複雑なスペクトルを持った音色を作成できます。メガドライブに搭載されたYM2612(もしくはYM3438)もOPNのバリエーションですが、こちらはリズム機能、SSG音源機能を持っていません。またサウンドはIC内部のDACから出力されるため、音質も異なります。 **OPN Common Params [#c02218ad] **OPN Common Params [#p7c39faf] #ref(opn_common_pane.png) 以下のパラメータについては、OPM Common Paramsのセクションを参照してください。 次のパラメータについては、OPM Common Paramsのセクションを参照してください。 - Connect - Feedback - Transpose - Tuning - Pan **OPN Slot Params [#uf04ecc9] **OPN Slot Params [#b6c54f91] #ref(opn_slot_pane.png) 以下のパラメータについては、OPM Common Paramsのセクションを参照してください。 次のパラメータについては、OPM Common Paramsのセクションを参照してください。 - On - Level(Total Level) - Velo(Velocity Sensitivity) - KOnRTrg(KeyOn FastRelease Trigger) - AR(Attack Rate) - DR(Decay Rate) - SR(Sustain Rate) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) - KS(Key Scaling Rate) - AME(Amplitude Modulation Enable) - MUL(Multiple) - DT1(Detune1) - Level(Total Level) - Velo(Velocity Sensitivity) - FrceDmp(Force Damping) - AR(Attack Rate) - DR(Decay Rate) - SR(Sustain Rate) - SL(Sustain Level) - RR(Release Rate) - KS(Key Scaling Rate) - AME(Amplitude Modulation Enable) - MUL(Multiple) - DT1(Detune1) ''SSGEG(SSG-type Envelope Control)'' ''SSGEG(SSG-type Envelope Control)'' SSG音源で使用されるエンベロープと同じ形状のエンベロープを適用します。8〜15の値の時、次の波形が適用されます。 #ref(ssgeg_wave.png) **OPN-Efx Slot Params [#td00408a] SSG音源で使用されるエンベロープと同じ形状のエンベロープを適用します。8〜15の値のとき、図の波形(8〜15)が適用されます。 音色タイプに「OPN-FM Efx」を選んだ場合、通常のOPNのパラメータに加えて、個別の周波数を指定するための以下のパラメーターが使用できます。 **OPN-Efx Slot Params [#h492afdb] #ref(opn-efx_slot_pane.png) 音色タイプに[OPN-FM Efx]を選んだ場合、通常のOPNのパラメータに加えて、個別の周波数を指定するための次のパラメーターが使用できます。 ''Ratio/Fix'' オペレーター毎に設定する周波数は、基音からの相対音程もしくは固定の周波数を設定します。 - 相対音程で指定するには + Fixの文字の下のチェックを外します。 + 左側の数値に、基音に加える半音の数を入力します。 + 右側の数値に、基音に加える音程を[100/64]セント単位で入力します。 - 固定の周波数を指定するには + Fixの文字の下のチェックを入れます + 左側の数値に、ノートナンバーに相当する音程を入れます。ノートナンバー60が中央のドです。 + 右側の数値には、加える音程を[100/64]セント単位で入力します。 ''PitchLFO'' Onにすると、ソフトウェアLFOのピッチ入力を有効にします。 ''PitchEnv'' ''PitchEnv'' Onにすると、ソフトウェアEnvelopeのピッチ入力を有効にします。