#author("2024-08-31T21:15:11+09:00","default:gstaff","gstaff") [[主な特長>MIDI機能/主な特長]]~ [[使用前の準備>MIDI機能/使用前の準備]]~ [[GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する>MIDI機能/GIMICをMIDIキーボードや他のMIDI音源と接続する]]~ [[基本操作>MIDI機能/基本操作]]~ [[演奏する>MIDI機能/演奏する]]~ ---- -[[音色を作る>MIDI機能/音色を作る]] #contents ---- [[アルペジエーター>MIDI機能/アルペジエーター]]~ [[全体に関する機能を設定する>MIDI機能/全体に関する機能を設定する]]~ [[スタンダードMIDIファイルを再生する>MIDI機能/スタンダードMIDIファイルを再生する]]~ [[MIDIインプリメンテーション>MIDI機能/MIDIインプリメンテーション]]~ [[トラブルシューティング>MIDI機能/トラブルシューティング]]~ [[変更履歴>MIDI機能/変更履歴]] *OPZエディタ [#m036cef7] #ref(opz_editor.png) OPZ(YM2414)は、OPMの機能を内包していますので、次に挙げる機能を除けばOPMと互換があります。 - オペレータ周波数をノートナンバーによらず固定する機能(FIX) - オペレータ周波数をより細かく設定する機能(FINE) - オペレータ波形を8種類から選択する機能(OSW) - EGリバーブの設定(Rev) この他に、OPMとの細かな動作の違いとして、OPZはReleaseRateを0には設定できないため、0に設定した場合、1と見なします。また、Force Dampingをoffに設定しても、キーオン時には必ずエンベロープがリセットされる点がOPMとは異なります。 OPMと比べてOPZには、TX81Zと互換のある、次のパラメータが追加されています。 **OPZ Common Params [#rcccfb7b] #ref(opz_common_pane.png) ''Rev(Reverb)'' キーを離した後に音量をゆっくり減衰させる挙動によって、残響効果を生み出します。0のとき効果はオフに、1のとき最大の効果に、7のとき最小の効果になります。 **OPZ Slot Params [#mc104d7a] #ref(opz_slot_pane.png) ''FIX'' onのとき、オペレータの周波数をキーに追従させず一定(FIXモード)にします。FIXモード時にはDT1,DT2は無効になります。オペレーター毎に設定できますので、音程のある音とノイズ的な音を混ぜた音色を作ることもできます。 ''RG(FIX RANGE)'' FIXモードにしたときの周波数をMULと組み合わせて設定します。 ''FIN(FINE)'' それぞれのオシレーター周波数をDT2よりも細かい単位で変更します。FIXモードのときにも有効です。 ''Oscillator Waveform'' #ref(opz_waves.png) オペレーターの波形を8種類の中から選択します。 ''EGS(EG SHIFT)'' エンベロープジェネレータの効果の変化幅を次の4種類の中から選択できます。 |EGS|0|1|2|3|h |変化幅|0〜96dB|0〜12dB|0〜24dB|0〜48dB|