#author("2022-04-03T15:06:43+09:00","default:gstaff","gstaff") *概要 [#yf53c2a2] #author("2022-04-03T15:17:06+09:00","default:gstaff","gstaff") **マニュアルについて [#oea7e920] G.I.M.I.CをMIDI機器として利用する場合の仕様について解説します。MIDIおよび、モジュールに搭載の音源チップ(OPM,OPN,OPL3等)に関する一般的な事項については割愛する場合がありますので、ご了承ください。 **機能の概要 [#xd3db29c] - 専用液晶ユニットあるいはgimicDispソフトウェアに対応 - PCのOS標準ドライバでUSB-MIDI機器として利用可能 - MIDI-IN/OUTコネクタを持ったMIDI機器、USB-Bコネクタを持ったキーボード等が利用可能(MB2 Professional、MB1のみ) - PC環境を選ばないスタンドアロン動作で音色の作成、編集が可能 - ピッチベンド、ボリューム、エクスプレッションなどの標準的なMIDIメッセージに対応 - ハードウェア音源ならではの低レイテンシー発音 - 16のMIDIch毎に別々の音色の割り当てが可能 - モノモードとポリフォニック音色の同時利用が可能 - モノモードでは物理発音chを指定した発音も可能 - OPL3の2op、4op、擬似4op、リズム音色の発音数を発音状況に応じて自動的に変更可能 - LFO×2、EG×2、キースケールレベルは全ての音色タイプで使える共通仕様 - FM音色ではオペレーター毎に128段階のベロシティ感度を設定可能 - 最大8レイヤー/スプリット可能な複合音色を作成可能 - カスタマイズ可能なOPL3リズム音色 - 全ノートナンバー個別に設定可能なマイクロチューニング機能 - ランダム音色生成機能 - プリセット音色内蔵 - アルペジエーター機能 **マザーボードによる機能比較 [#l09778dd] マザーボード種別による仕様の違いのため、それぞれで利用できる機能が異なります。 ||MB2 Pro|MB2 Std|MB2 Lite|MB1| |PCをUSB-Bポートに接続|○|○|○|○| |MIDI-INポートに外部MIDI機器を接続|○|x|x|○| |MIDI-OUTポートに外部MIDI機器を接続|○|x|x|x| |USB-Aポートに外部USBMIDI機器の接続|○|x|x|○| |ロード可能なPatch数|256|256|128|128| |ロード可能なEnsemble数|128|128|32|32| |内蔵YM288とモジュールの同時利用|x|x|○|x| |ドングルによるライセンスの有効化※|○|○|○|x| ※MB1はドングル挿入スロットを持ちませんので、現在(2021.12.31)ライセンス認証が出来ません。 **TrialModeの機能制限 [#o730def8] ライセンス未認証状態の場合、以下の機能制限があります。 - Patch、Enasembleの編集内容の保存 - 画面右上に「Trial Mode」が表示される #ref(trial_mode.png) **G.I.M.I.C公式wiki [#ubafb900] G.I.M.I.Cの組み立て方法や、基本的な操作方法については、以下のURLのG.I.M.I.C公式wikiを参照ください。 ファームウェアの改良や、バグ修正等を随時行っています。最新の情報をご確認ください。 `https://gimic.jp`